嘉手納にウラン弾40万発-okinawatimes 이시우 2006/08/08 604

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200608031300_06.html

2006年8月3日(木) 朝刊 3面

嘉手納にウラン弾40万発/01年数量判明は初

 米空軍嘉手納弾薬庫地区内に二〇〇一年当時、約四十万発の劣化ウラン弾が保管されていたことが二日、米国の情報公開法に基づく、米空軍の公開資料で分かった。嘉手納基地は二〇〇〇年五月に同弾薬庫内での劣化ウラン弾の保管を認めていたが、具体的な量が明らかになったのは初めて。現在も保管されているかどうかについて防衛施設庁は「米軍は弾薬の数や移動の有無を一切、明らかにしていないため、把握していない」としている。
 県の花城順孝知事公室長は「情報公開を求め、事実関係を確認した上で対応する。劣化ウラン弾にかかる管理の徹底と適切な処理を日米両政府に求めていきたい」としている。

 三日から広島市内で開催される「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)第三回国際大会で、韓国の平和運動家で写真家のイ・シウさんが報告する。

 ICBUWの嘉指信雄広島大会実行委員長によると、〇一年二月、米国フレンズ奉仕団ハワイ支部のカイル・カジヒロ幹事が米国の情報公開法に基づき、ハワイの米太平洋軍司令部に米軍基地の劣化ウラン弾に関連する全記録の公開を申請。

 米太平洋空軍は〇三年八月、「ハワイなどの米国領内には劣化ウラン弾を保管していない」と回答した上で、嘉手納基地のほか、韓国のオサン、スウォン、チョンジュの三空軍基地に貯蔵していることを認めたという。